小説 フェアリー隊 1 加賀 正午 視点 「ふぅ…」 隊長逹が飛び立って行った… 私がフェアリーに来て10ヶ月… 今まで戦闘になることは無かった それもそのはずだ 2年前…世界中を巻き込んだ大陸戦争が起こった あの戦争を教訓に各国は話し合いで全て解決させてきた それなのにヴァンシーが襲われるなんてことがあるのか? ……私には分からない…… ビビビ(警報音) 『スクランブル、スクランブル 爆撃機接近中 加賀副隊長至急管制室へ来てください パイロットは搭乗機にて待機してください』 こんなときにスクランブル…?! 私は急いで管制室へ急いだ [次へ#] [戻る] |