小説 フェアリー隊 9 「全機無事か?」 『あぁ…』 『……なんとか』 よかった…誰も巻き込まずにすんだか… 「レーダーに敵機発見」 まだいたのか! 「方角は?」 「北、アンノウンも一機」 「各機、まだいけるか?」 『行けますよ、隊長』 「アンノウンから救難信号をキャッチ…光学映像入ります」 『なんだあれは?あんな機体見たことないぞ』 「なにかで見覚えがあるような…」 そう由貴は告げた 確かに何処かで見覚えが… いやしかし小さすぎる… 「ああ、罠かもしれんが助けるぞ」 『ジェッツ了解。』 『ブーメラン了解だ。』「アンノウンに通信、ワイバーンに向かえ」 返事の代わりにディスプレイに 了解 の文字 続けて GOOD LACK アンノウンとすれ違い様に人が乗っているように見えた… [*前へ][次へ#] [戻る] |