小説 フェアリー隊
７
なおとは消費を最小限にしようと一発目を回避した
そして
『フレア！』
射出されるフレアの雨…
その雨に当たり、ミサイルは爆発した。
「大丈夫か？！」
『なんとか…』
なおとは緩やかに旋回しながら高度を上げていた。
『よし！射程内！』
三上は速度を上げ、敵に張り付こうとしていた。
「よし！そのまま一気に叩くぞ！」
フレイもパワーダイブさせ、敵に上空からのアタックを仕掛ける。
っと、その瞬間追っていた二機のうち一機が進路を変えた。
『なおと！任せるぞ』
『り、了解！』
状況としては有利。
しかしながら、不馴れな機体に振り回されているフレイ達には油断できない状況…
『FOX2！』
三上からミサイルが放たれる。
振り切ろうとしている敵に更にフレイからガンアタックをかける
「この野郎ー」
上からの奇襲に戸惑ったのか、敵の動きが鈍った。
ミサイルが直撃し、フレイのガンアタックも当たり、爆発を起こして散った。
「ナイス！」
『お前もな』
三上とフレイが話しているとなおとから…
『あの〜俺もやったんすけど？』
っと言ってきた。
「よし！全機撃墜したな？」『レーダークリア！ＯＫですよ、隊長！』
「よし、帰投する。」
フレイ達は綺麗にデルタ編隊を組み、空母へ向かっていった。
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