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小説 フェアリー隊
33

片霧 晃助 視点

艦の様子がおかしい…
突然、操縦不能となった

変わりにレーダーが自動で敵を追尾
艦の砲門が、少し動く……

次の瞬間、ワイバーンのレーザーが空を切り裂いた

「…あり得ない」

それはレーザーの一斉射撃

敵が瞬く間に火の玉と化していく…

「…そ、操縦戻りました!」
「レーダーに敵性反応なし。
一部は撤退に成功した模様」
『S-1よりW01へ…』

隊長から無線が入った

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