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小説 フェアリー隊
32

フレイ ジャックハート 視点

戦闘空域に着いた途端、聞こえてくるのは
ノン…いやスコール機の被弾と言う信じられないものだった

「クロノス1 キャバリアよりスコールへ
大丈夫か?」
『あぁ…ありがとう』
「礼は生きて帰ってからだ!」
『確かにな』

俺はスロットルを全開にし、敵機のいる所へ向かう

『W01より作戦行動中の各機へ
敵は撤退し始めた
恐らく、新型の被弾が原因だろう』
『各機!直ちに追撃だ!』

総隊長より無線が割り込む

「了解だ!いくぜ!」

手早くマスターアームを入れ中距離ミサイルモード…ロックオン

「食らえ!」

ボタンをリリース
ミサイルが放たれる…

同じタイミングで各機から放たれる

無数のミサイルが敵を追い詰めて行く…

その瞬間!

っダァーン

ワイバーンより閃光が放たれた…

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