小説 フェアリー隊
30
片霧 晃助 視点
「隊長機…スコール S-1 被弾!」
ワイバーンの管制室は慌ただしい…
隊長機が被弾しているのだ。
ブリッジに上がり戦況を見ていた俺はすことがなく、メインモニターに表示される、情報を眺めていた。
ワイバーンに搭載されているTLSユニットは確実に敵を撃ち抜き、アリシアさんを援護していた。
隊長はと言うと新型を相手にしていた。
一部のモニターが光学映像を出していたが、敵は無数のミサイルを放っていた。
普通、ミサイルをかわすのは至難の技
フレアやチャフを使う
しかし、複数…それもバラけて狙ってくると誘爆が狙えない
隊長はよくそれを回避していた。
隊長が放ったミサイル
そのミサイルで敵機は撃ち抜かれたはずなのだが、敵機からはまた無数のミサイルが放たれ、隊長の右翼を撃ち抜いた…
「…ダリスより援軍到着!」
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