小説 フェアリー隊 14 両翼から追加砲台が現れる すると艦が安定し始め、ブリッジの様子が変わり始める 『TLSユニット スタンバイ 装填開始』 「こ、これは…!?」 「TLSレーザーユニット…スフィアが極秘に開発していたレーザー兵器だ」 「じゃあこの艦は…!」 「重巡航管制要撃型空中母艦と言うことになりますね」 由貴が間発入れずに説明する そう、この艦は1艦で管制から攻撃、防衛までこなす万能艦なのだ 「総員、気を抜くなよ!」 「り、了解!」 「行くぞ由貴!俺達も出る! アリシア!ついてこい!」 「お兄ちゃん!?」 そう言ったのは麻衣だった おそらく心配しての事だろう 「安心しろ 必ず戻ってくるから」 そう言うと、俺は席を立ち、扉へと足を向けた 「あぁ…後それからレーザーは自動式別になってるから触るなよ!」 「は、はい!」 「じゃあ行ってくるよ」 そう言い残し、俺は足早に格納庫へと向かった [*前へ][次へ#] [戻る] |