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小説 フェアリー隊
12

「おい!どうした!」

突然、ブリッジの扉が開いた

「っく!…」
「酸素マスクを着けろ!」

酸素マスクを見つけ着ける

「どうした?」
「ミサイルの爆発で…」
「負傷者は後ろの部屋に。急げ!」

突然、艦が傾く

「きゃぁぁ」
「おい!操縦士!ちゃんと…」
「おい、ピポットしっかりしろ」

なんとか歩いて操縦席にたどり着く

「……ダメだ…死んでる」
「そんな…ピポット!」
「おい!しっかりしろ!今はそんな場合じゃない!」

そう言いながら片手で操縦管を操る

「ハァ…ハァ………」
「落ち着いたか?」

声は出ないが首を激しく立てに振る

「よし、何処か怪我はしてないか?」
「…足を……」

彼の足にはガラスが刺さっていた

「よし、わかった。誰か!こいつを奥の部屋に!」

そう叫ぶと、若い男が現れ運んでいった

「よし、今、動けるやつは何人いる?」

そう訪ねると2人が手を挙げた

「よし!1人はレーダーを!
もう1人は火気管制をを頼む」
『り、了解!』
「基地への無線は?」
「基地と言うか、近くの艦になら…」

手早く、無線を操り、回線を開く

「聞こえるか?」



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