MACROSS-A.D.2048- 8ページ 「ぶー。そう言いますけど、コレでも前月に比べて4kgは痩せてますよ〜だ」 からかうアイナにエミリアは口を尖らせて言い返す。 「ヒロキ」 「ああ、まずはあの娘達から取材しよう」 二人はエミリアとアイナに近付き声を掛ける。 「すみません、ちょっといいですか?」 「はい?」 「私、GNNの者ですが、取材させていただいてよろしいでしょうか?」 ヒロキはポケットから名刺を取り出してエミリアとアイナに渡す。 「GNNって、あのGNN?」 アイナは名刺を見ながらヒロキ達に尋ねる。 「ええ。今日は、ここの部隊の取材に・・・」 「ちょ、ちょっと待ってて」 ヒロキの言葉を断ち、エミリアとアイナはトートバッグから化粧品を取り出してメイクを始める。 「はい、お待たせしました」 メイクを終えたエミリアとアイナは満面の笑みを浮かべる。 [*前へ][次へ#] [戻る] |