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MACROSS-A.D.2048-
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『隊長、俺も姉ちゃんとは組みたくねえよ』

 ネルの不満を聞き、タクヤも同じように不満をぶちまける。

『タクヤもネルさんも仲良くしようよ・・・』

 状況を見たエスターが二人を宥める。

『タクヤ、ネル。俺の命令を無視するのは勝手だが、後で命令違反扱いで腕立て伏せとスクワット100回とグラウンド50周のセットをやらせてやるから有り難く思え』

『う・・・』

『げ・・・』

 ドルチェフからの命令違反による地獄の報酬にタクヤとネルは言葉を詰まらせる。

『・・・バルチャー11。了解』

『バルチャー13。同じく、了解』

 ドルチェフの命令にタクヤとネルが了承したおかげで、エスターは胸を撫で下ろす。

『無駄話をしてしまったが、GNNの方々は極力戦場から離れて取材を頼む』

 ドルチェフはヒロキ達に忠告を兼ねての通信を入れる。

『わかりました。戦闘の邪魔はしません』

 ヒロキはモニター越しに敬礼をする。

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あきゅろす。
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