MACROSS-A.D.2048-
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朝の食堂でも二人は喧嘩腰状態だった。
「ネル、女性なんだからもう少しおしとやかにしなさい!」
「あんまり五月蝿いとシワが増えますよ、マリア大尉」
マリアはネルの行動を注意するも聞く耳を持たず、逆にネルの言葉にマリアの表情がひきつる。
「なんですって!」
「ほらほら、あんまりカリカリすると余計にシワが増えるよ〜♪」
ネルは舌を出してマリアを挑発する。
「ネル!」
マリアは挑発するネルの頬を張る。
「いったいわねぇ!」
叩かれた頬を押さえて、ネルは席を立ち上がる。
「口は災いの元。覚えておきなさい」
「んだと!」
ネルはマリアの胸倉を掴む。
「マリア大尉、落ち着いてください!」
「ネルも落ち着けよ!」
その様子を見たメンバーが慌てて止めに入る。
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