MACROSS-A.D.2048-
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数日後、GNNバルキリーの修理が終わり、ヒロキは職場へ戻る事になった。
偵察任務に出ているパイロットを除くメンバー全員がヒロキを見送る。
「帰りのフォールドブースターまで用意していただいて、色々とありがとうございました」
ヒロキは頭を下げて礼を言う。
「フォールドブースターは俺達で改良した特注だから、結構長距離までフォールドできるよ」
ミランは特注のフォールドブースターに自信があるのか笑顔で話す。
「それは助かります」
「縁があったら、また来てくれ」
ドルチェフがヒロキに話し掛ける。
「はい。あと、レニスの件ですけど・・・」
前回の出撃で負傷し、搬送されたレニスをヒロキは気遣う。
「わかってる。怪我が治ったら、俺達が責任を持って送る」
少し無愛想ながらも、ドルチェフの声からは優しさが感じられた。
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