[携帯モード] [URL送信]

MACROSS-A.D.2048-
6ページ
ピピー、ピピー

 通信機が鳴り、ドルチェフは通信に出る。

『隊長、お休みの所すみません。統合軍本部から通信が入っています』

 通信主はアイナからだった。

「統合軍本部から?わかった、転送してくれ」

『了解』

 ドルチェフはアイナから統合軍本部からの通信を転送してもらう。

「イヤミなら後でたっぷりと聞く。すまないが、部屋に戻ってくれ。それから、今回の事は俺達二人だけの秘密だけにしてくれ」

「・・・わかってるさ」

 レニスはフラフラしながらドルチェフの部屋を後にする。

(今の俺にはアイツらすら殺せないのか・・・クソ!)

 自分の部屋へ戻る途中、レニスは自責しつつも何度もドルチェフの部屋を振り返った。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!