MACROSS-A.D.2048-
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ピピー、ピピー
通信機が鳴り、ドルチェフは通信に出る。
『隊長、お休みの所すみません。統合軍本部から通信が入っています』
通信主はアイナからだった。
「統合軍本部から?わかった、転送してくれ」
『了解』
ドルチェフはアイナから統合軍本部からの通信を転送してもらう。
「イヤミなら後でたっぷりと聞く。すまないが、部屋に戻ってくれ。それから、今回の事は俺達二人だけの秘密だけにしてくれ」
「・・・わかってるさ」
レニスはフラフラしながらドルチェフの部屋を後にする。
(今の俺にはアイツらすら殺せないのか・・・クソ!)
自分の部屋へ戻る途中、レニスは自責しつつも何度もドルチェフの部屋を振り返った。
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