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MACROSS-A.D.2048-
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「統合軍が反応弾を撃ち込んだという話を聞いて、俺はGNNのデータを調べたさ。それにしても、GNNも面白い記録を持っているもんだ。統合政府が隠蔽した記録が次々と出てくる」

「その時に7年前の事件も・・・」

「そうさ。当時の首謀者がアンタと今日取材を受けたマリアって女。そして、ガルスとギブソンの4人だと言う事もな。今回の仕事は、まさに俺にとって復讐出来るチャンスだったのさ」

 ヒロキがブラックバルチャーへ取材に行く事を聞きつけ、ジェニオスシティ事件で家族を殺されたレニスにとっては復讐出来る絶好の機会だと思い、自らヒロキとの同行を志願していた。

「一つだけ言わせてもらうが、あの時、反応弾発射の命令を下したのは俺じゃない、ガルスだ。俺達三人は反応弾発射を止めたんだ」

「だが、結果的に反応弾は発射されてジェニオスシティは壊滅した。違うか?それにそんな事はジェニオスシティの市民には全く関係ないよな?」

 レニスの正論にドルチェフは何も言えなかった。

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あきゅろす。
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