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MACROSS-A.D.2048-
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 レニスは、そのままドルチェフの部屋へと連行される。

 レニスを椅子に座らせ、ドルチェフはをコーヒーカップにコーヒーを入れてレニスに差し出す。

「これでも飲んで落ち着け」

「・・・」

 レニスは無言でコーヒーカップを受け取る。

「安心しろ、毒なんて入っちゃいない」

 ドルチェフは、そのままコーヒーカップを口に運ぶ。

 その様子を見てレニスもコーヒーカップを口に運ぶが、その視線は依然としてドルチェフへ向けられていた。

「話を聞こうか。お前さんが何故、俺を殺そうとしたのかを」

「お前は・・・お前達は、俺の家族の仇だ」

「仇・・・か」

 レニスの言葉にドルチェフは呟く。

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あきゅろす。
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