MACROSS-A.D.2048-
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「ぶー。そう言いますけど、コレでも前月に比べて4kgは痩せてますよ〜だ」
からかうアイナにエミリアは口を尖らせて言い返す。
「ヒロキ」
「ああ、まずはあの娘達から取材しよう」
二人はエミリアとアイナに近付き声を掛ける。
「すみません、ちょっといいですか?」
「はい?」
「私、GNNの者ですが、取材させていただいてよろしいでしょうか?」
ヒロキはポケットから名刺を取り出してエミリアとアイナに渡す。
「GNNって、あのGNN?」
アイナは名刺を見ながらヒロキ達に尋ねる。
「ええ。今日は、ここの部隊の取材に・・・」
「ちょ、ちょっと待ってて」
ヒロキの言葉を断ち、エミリアとアイナはトートバッグから化粧品を取り出してメイクを始める。
「はい、お待たせしました」
メイクを終えたエミリアとアイナは満面の笑みを浮かべる。
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