MACROSS-A.D.2048-
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タクヤはドアをゆっくりと開けて、周りを見渡して誰もいない事を確認する。
「うわぁ・・・俺、マジでヤベェ事を聞いちゃったよ。早く戻って、みんなに知らせねえと・・・」
タクヤは急いでバルキリーに戻る。
ハルカから護衛に戻ったタクヤは出来事を伝える為、ドルチェフに通信を入れる。
『隊長、大変だ』
『どうした、タクヤ?』
『実は・・・』
タクヤは今までの経緯をドルチェフに話す。
『なるほど』
タクヤの話にドルチェフは頷く。
『だから、今すぐにでもこの艦を攻撃・・・』
『タクヤ、落ち着け。確かに今の話が本当なら攻撃しても悪くはない。だが、俺達の任務は何だ?』
焦り出すタクヤにドルチェフは再度タクヤに任務内容を質問する。
『超空間なんちゃらを届ける事・・・』
『そのとおりだ。だから、今は任務遂行が優先だ』
『・・・了解』
ドルチェフの任務優先な対応にタクヤは、ふてくされる。
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