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MACROSS-A.D.2048-
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「何だ?」

「お前達、行った方がいいぞ」

「でも・・・」

 エスターは作業中の状況を見て、少し躊躇する。

「お前達の本職はパイロットだろ?後の作業は俺達の本職だから任せておけって」

 そんなエスターを見て、ミランは右親指を突き出す。

「わかりました」

「じゃあ、行って来ます!」

 ミランの言葉を受けて二人は格納庫を後にし、ブリーフィングルームへと向かう。

「13:42、これよりブリーフィングを始めます」

 今回のブリーフィングからラナも参加していた。

「先程、統合軍ライザンバー基地よりウチの部隊に護衛任務の指令が出た。内容は、超空間共振水晶体を積んだステルス艦ハルカをポイントイプシロンへの護衛だ」

 ドルチェフは資料を読み上げて任務内容を説明する。

「隊長、しつもーん!」

 タクヤが威勢良く手を挙げて質問する。

「何だ、タクヤ」

「その超空間なんちゃらって、なんですか?」

「超空間共振水晶体だ」

「そう、それそれ」

 あやふやな言葉にドルチェフは正しい言葉を説明し、その言葉にタクヤは頷く。

「あー・・・それはだな・・・」

 ドルチェフはタクヤの質問に答える為、資料のページをめくる。

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