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MACROSS-A.D.2048-
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「ふぁ〜あ、やっと着いたかぁ」

 男に起こされ、ブロンドヘアーにツンツン髪の少年、タクヤはアイマスクを外して大きな欠伸をしながらシートに腰掛けたまま背伸びする。

 ブロンドヘアーでツンツン髪の少年、タクヤは「やんちゃ坊主」と言う言葉が似合いそうな風貌を持つ。

「おい、エスター。着いたぞ」

 タクヤは隣に座る青髪の少年、エスターを起こす。

「僕なら、もう起きてるよ」

 エスターはアイマスクを外して膝元に置いた眼鏡を掛ける。

 青髪の少年、エスターは中性的な顔立ちが特徴的で、パッと見では女性と間違えてもおかしくない風貌である。

 しばらくして窓の防護シャッターが開き、外の景色が映し出される。

 突然の明るさに二人は一瞬、目を覆うが、次第に明るさに慣れたのか、景色に目を向ける。

「・・・な、何だこりゃ」

「・・・凄い所だね」

 二人は外の景色を見て、目を白黒させる。

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