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MACROSS-A.D.2048-
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「これが、ゼントラーディ艦」

 ヒロキは思わず固唾を飲む。

「見るのは初めてか?」

「あ、ああ・・・」

 初めて見るゼントラーディ艦の大きさに圧倒され、ヒロキは声が出なかった。

「ヒロキ、見とれてないでVF-14を追うぞ」

「お、おう」

 GNNバルキリーは再びドルチェフ機を追う。

 ドルチェフ機はスヴァール・サランからの砲撃を巧みにかわして砲台にミサイルを撃ち込み次々と撃破する。

「さすが隊長だ」

 ヒロキはドルチェフ機の動きに見とれていた。

(クソ、流石に死なないか)

 巧みに攻撃をかわしていくドルチェフ機にレニスはカメラを回しながらも苛立ちを覚えていた。

 ミサイル攻撃でスヴァール・サラン外壁に穴が開き、ドルチェフは艦内に突入する。

『バルチャー1より各機へ。これより艦内に突入して中枢部分を叩く』

『了解』

「ヒロキ、俺達も続くぞ」
「ああ」

 ドルチェフ機に続いて、GNNバルキリーも敵艦に突入する。

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