MACROSS-A.D.2048- 9ページ 「隊長、隊長!」 ミランは大声でドルチェフを呼ぶ。 やがて、ミランの声に気付いたドルチェフがやってくる。 「どうした?」 「よお、隊長さん。出撃なんだって?良かったら、俺達も一緒に連れてってくれないか?」 レニスは既にドルチェフが出撃するのを知っている為、わざと知らない振りをして話し掛ける。 「それは構わん・・・だが、俺達の部隊は見ての通り人手が足りないから、お前達を守ってやれる保証は無いぞ」 「ええ、それは構いません。危険な事は極力避けます」 レニスの表情を見て、ドルチェフは少し考える。 「・・・わかった、着いて来い」 「ありがとうございます」 ドルチェフの許可を貰い、レニスはドルチェフに頭を下げてヒロキの元へと向かう。 [*前へ][次へ#] [戻る] |