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MACROSS-A.D.2048-
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『バルキリー隊、全機出撃を確認。本艦は作戦空域から離脱後、ステルスモードに入ります』

 エミリアの通信後、ブロウニングは作戦空域から離れる。

 出撃したタクヤとエスターのVF-11はドルチェフのVF-14の後を着いていく。

『タクヤ、エスター、大丈夫か?』

 ドルチェフは二人の様子を確認する為、通信を入れる。

『僕は大丈夫です、隊長』

 相変わらずエスターは不安げな表情でドルチェフの通信に応える。

『平気平気〜♪もう全然、余裕っスよ』

 エスターとは対照的にタクヤは、ディスプレイ越しにVサインをする。

『タクヤ、テメェのようなヤツが一番最初に死ぬのを覚えとけよ』

 ドルチェフはタクヤの余裕な態度にに釘を刺す。

 しばらく進むと小惑星群が見えてくる。

『ホークス2から各パイロットに通達。まもなく小惑星群に入ります』

 エミリアから小惑星群到達への通信が入り、パイロット達の表情が強ばる。

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