[携帯モード] [URL送信]

MACROSS-A.D.2048-
9ページ
 そして、翌日。

 フォルトにとっては、待ちに待った動作チェックとスナイパーライフルのテストが行われる。

 朝早くからフォルトはバトロイド形態の機体に乗り込み機体チェックを行っていた。

 ミラン達も動作テストに付き合い、スナイパーライフルの調整を行っている。

「フォルトさん、機体の調子はどうですか?」

 ミランが外からフォルトに声を掛ける。

「システム系統、動作系統、電子系統共に今の所は異常無し。よし、機体を出すからライフルの用意をしてくれ」

 フォルトの声に従って、ミラン達はスナイパーライフルから離れる。

 フォルト機はハンガーに架けてあるスナイパーライフルを掴み、格納庫から外へと進む。

 ある程度、進んだ所で機体とスナイパーライフルの接続コードを繋ぎ、フォルト機はスナイパーライフルを構える。

『始めてくれ』

 ミランの通信機にフォルトからの通信が入る。

「ジョン、標的用意」

 ミランの指示でジョンはリモコンのボタンを押す。

 ボタンが押されると、格納庫から200mほど離れた場所から標的が地面から顔を出す。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!