暗殺教室
カルマ君の弱点
他校から転校してきた芳村さん。
ファーストコンタクトが色々と予想の斜め上を行ったため、みんな少し尊敬しながらもまだ話しかけられないでいる。
「にゅや!芳村さん!いつの間に猫を拾ってきたんですか!?」
「だってこの子困っていたから」
「ぎゃぁぁぁぁ!それは先生の机の奥底に眠っていた夢と希望が詰まった…」
「赤羽、顔真っ赤だよ?…そんなに欲しいならあげる」
「い、いるかよ!!」
「…照れなくてもいいのに」
へにゃっと芳村さんが笑うと同時にカルマ君は視線を(割と露骨に)ずらす。
…耳が少し赤くなっていた。
「うおっ!こりゃたまらんね〜」
鼻息荒い中村さんを落ち着かせながら考える。
今までに出会ったことが無いタイプだ。
こんなに平然とエロ本を手にした女の子は初めてだし。
なんといっても、デレるカルマ君がレアすぎる。
ほんと、初期のキャラ設定どうした。
▽カルマ君の弱点@
芳村さんの笑顔。
慣れた手付きでメモをする。
これは、殺せんせーの弱点メモ帳と分ける必要があるな。
…僕を含めてみんなゲスい顔をしていた。
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