薄桜鬼×銀魂1
顔合わせ
「ありゃりゃ。こっちの方にもこいつら来てたの?こいつら礼儀ってものを知らないからサ、大目に見てヨ」
「だんちょー!!!」
「んな!!なんだその、後ろの黒い集団は!」
「俺の部下だヨ」
「まさかあいつらみんな・・」
「うん、俺と同じ夜兎・・」
うわ、そんな顔女の子が見たらドン引きされるヨ土方さん。
「こいつらは、江戸幕府を傀儡とし裏から操る組織直属の暗殺集団サ」
「・・で、なんでてめえはそいつらに狙われてんだ・・?」
「さあ?なんでだろう」
「まあ、わからないことで頭を悩ませても意味はないから、ちょっと俺の部下のことを説明するヨ」
…そんなに、俺とみんなが普通に話しているのが驚きなのかな。
めっちゃ、石みたいに固まってるんだけど。
「こっちの黒いのがクロ。そっちのでかいのがデカで…」
「おいィィィ!誰がクロだ、俺はもっと別のかっこいい名前があんだぞ!!」
「団長ォォォ!デカはないっすよ、ぶっちゃけ俺達はあんたたちより、みんな黒いしでかいんすよ!!」
「ミミなのだー!」
「ああ、もうお嬢は黙っててくれェ…」
カオスな空間、俺とミミ以外のみんなの顔が死んでいる。
とりあえず、抱きついてきたミミを高い高いしてあげた。
(お前らも苦労してたんだな…)
(わかってくれるかい、兄ちゃんも…)
なぜか、友情が芽生えそうな彼らに大量に草が生えた。
いやいや、お前ら土方さんたちの横にでも立ってみなヨ。まじで岩綿偏差値違いすぎて現実逃避したくなっちゃうヨ。
…なぁんて、言えやしないけど。
「聞こえてんぞ団長!」
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