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薄桜鬼×銀魂1
ご挨拶

「平助、平助。俺の番傘知らない?」

「ああ、それなら芹沢さんがもってるよ」

俺の怪我(はっきりいって最初からあまりなかったけれど)が完治するまで、(暇だったのか)つきっきりで世話をしてくれた平助は、俺の友達第1号である。(これは結構まじめ)

「じゃあ、返してもらうついでに俺もここを出て行こうかな」

「え〜、ちょっと待てよ!お前、どっか行くところでもあんのかよ!」

「俺がいると、食費代やばくなるヨ」

「・・まあそうだけど」

え。否定しろよ。

「平助、誰だそいつ」

俺の世界は平助8割、井上さん1割、芹沢の旦那0.8割、その他0.2割と酷く小さなものだったが、それでも8割を占める平助よりは、この目の前にいる【その他0.2割】のお兄さんたちの方がいい人そうに見えましたまる

「お前、それはそれで酷いぞ!!てかその他強調しすぎだろ!なに、その【】。どんだけ存在主張してんの!?」

「お前ら落ち着け」

ごんっ

「なんで俺らを殴ったんだよ、左之さん!!」

「なんかムカついた」

とりあえず、みんなで縁側に座りました。

「アンタが、ぱっつぁんでこっちが左之さんだネ」

「うん、逆な」

「やっべ、このピコピコ動いてるアホ毛引っこ抜きたくなってきた」

「だめだヨぱっつぁん。これは俺のチャーミングポイントだヨ」

「ちゃーみんぐぽいんと?」

「わかんないならそれでいいや」

「もう、抜いていい?引っこ抜いていい?このアホ毛」

「早まるな新八」

「そうだ新八」

「こんのアホ毛野郎ぅぅぅうううう!!!」

(友達2人できましたー)

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