薄桜鬼×銀魂1 おつかいA 廊下を歩いていると芹沢さんと神音の会話が聞こえた。 「旦那〜、お待ちかねの酒だヨ」 「ったく、遅いわ!!早くつげ!!」 「今ついでいるのが見えてるくせに〜」 あの扱いづらい芹沢さんを見事に受け流している様子に感心する。 「兎のくせに主人に物言おうというのか!!」 「全く、酒ばっかり飲んでるとハゲちゃうヨ。俺の馬鹿親父もね・・」 なんだかんだで仲の良さそうな2人の様子にほっとしながら、平助たちの所に戻った。 _________________________ 「あいつって、本当に芹沢さんと仲良しだよな」 「それに聞く限り、結構酷い扱いだけど本人はいたって楽しそうなんだよな」 「それなら僕も見たよ。肩もみしようとしてるんだけど、芹沢さんが全力で拒否しているの」 「・・芹沢さんと稽古をしているのを見た」 「まじか!!ほんとすげーな、あいつ!!」 新八と平助と話していると、総司と斎藤も加わって自分の見たことを語り出した。 「なんだ、総司。お前もなんだかんだいって、神音のこと心配してたのか」 「違うから。心配しているのは僕じゃなくて近藤さんだよ」 ・・こういうのを神音の言う"つんでれ"というのかと思った。 ってアレ?剣先が俺に向いているのが見える・・ (・・次変なこと考えたら、斬っちゃうよ?) (落ち着けよ、総司!) (平助!生き急ぐんじゃねぇ!!左之なんかほっとけ!) (新八!!!) [*前へ][次へ#] |