EternalKnight
征服翁アルカス
聖具名:軍勢
クラス:SS
 形状:ピアス
 全長:不明
  色:銀
契約者:アルカス=シェル=ダルシオラ
 身長:166
 性別:男
 契約時の年齢:不明、外見は55歳程度
 髪色:白
 眼色:赤
SKILL
インフィニティアーミー-InfinityArmy-無限の軍勢
エーテルを用いて自身の指示に従う人形を作り出す能力。
最終戦の時点でなら、展開される軍勢一つ一つの質さえ問わなければ最大で三十万体まで同時に展開可能となっている。
のだが、数を増やせば増やすほど個々の性能が落ちる関係上、実際に戦力として展開出来る数は五百程度になる。
かといって、五百以下なら数が減るほど質が上がると言う訳ではないので、最大限にその力を利用する場合は五百を維持するのがベストと言える。
個々の戦力は最大に力を発揮出来る状態で能力を持たない三位の魔獣相等で、これは聖具で言う所の平均的なCクラスとBクラスの中間程度と言える。

本人の所持SKILL
-裏面-
自身の内にもう一つの人格を作り出し、その人格に体のコントロールを与える能力。元となった渇望は《呪詛》から開放されたい《呪詛》の手足となって働きたくない。
――恐らく登場した中でもっとも使えない能力。と、言うかメリットの無いデメリットのみの能力。
渇望と言うのが本人の望む形で叶うわけではないと言う事を示す為の能力であり、能力としての性能はお察し。
或いは、汚れ仕事を全て裏面の人格に丸投げできる事を考えればある意味ではありなのかもしれない能力ではある。
唯一《裏面》と言う能力に利点があるとすれば、聖具の固有能力である無限の軍勢の能力の強化とも言える、展開している軍勢を全て自身として扱えると言う特殊な能力であろう。
とは言え、この能力は展開されている軍勢の総数が五百以下の場合のみ使える能力なので、流石に三十万もの軍勢を自身と同性能に変質させたりは出来ない。
五百の軍勢を自身として扱えると言うだけでも十分に脅威的な能力ではあるのだが。
……まぁ、本編ではその能力のせいで敗北する事になってしまったのだが。

裏話
敵側の便利なキャラ、王下七魔獣第七位。
能力的には王下以下の魔獣にも劣っているが、その能力の利便性から王下に名を残し続けている――本人はそれを望んではいないのだが。
単体で時の迷宮を突破できる恐らく二人目のキャラ。一人目は言わずもがな、時の概念を否定する《終焉》の所持者。
時の概念自体を否定してこじ開ける《終焉》と違い、こちらは概念を否定せずに最奥に到達できると言う意味ではまず間違いなく唯一の能力と言える。
もっとも、頑張って数さえ集めればどんな存在にでも突破可能ではあるのだが――そもそも虹色の空間の内にある時の迷宮にどうやって十数万の人員を持ち込むのかと言う点を考えるとやはり《軍勢》以外には不可能と言ってしまっていいだろう。
強すぎる能力の末路と言うか、案の定余計な事をして負けてしまう。
恐らく裏面が出しゃばらずにアルカス自身が物量で押すなりしていればもう少しマトモな勝負になったかもしれない。

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