EternalKnight
災渦のトクォ
聖具名:災渦
クラス:SSS
 形状:大鎌
 全長:140
  色:黒・銀
契約者:トクォ=リルルフォン
 身長:139
 性別:女
 契約時の年齢:13
 髪色:白→銀
 眼色:白→赤
SKILL
ディザスター-Disaster-災いの渦
範囲殲滅能力。威力は高くは無い――とは言えそれはSSSクラス基準の話であり、並みの永遠者からみれば十分に強力な能力。
詠唱と同時に周囲に黒い蛇を大量に展開し、それらを任意で起爆する能力。一度に展開される蛇の数は666匹固定なので、的が小さい場合は扱いづらい。
一応単一の対象に全ての蛇を絡みつかせると言う運用法もなくは無いが、基本的にはばら撒いて多数の相手に使用する方が運用は簡単。

カラミティエッジ-CalamityEdge-災厄の刃
死の概念を纏った刃の展開。トクォが最も好んで使う能力。
基本的には何でも切れる刃、理屈としては刃と接触した箇所に《死》の概念を与えて接触箇所を殺して断ち切る能力。
単純な防御力を無視出来る為、防御は事実上不可能であり、その死の腕から逃れる方法は回避以外には無い。
或いは、同等以上の概念干渉能力、ないし概念干渉に対して無しかしら効果のある物以外を例外なく断ち切る無慈悲な刃。
また切断された箇所は死んだ状態になる為単純な回復では治療不可能となる。
もっとも、概念封殺等と違って回復出来ないのではなく非常に回復が遅れると言うのが真実なのだが。
尚、当然の様に敵味方を区別する様な力ではない。

デスフォッグ-DeathFog-死の霧
死の概念を広範囲に強引に展開する能力。展開した概念に触れた対象は単純に死ぬ。
その特性故に《災厄の刃》よりも強力な能力だと思われがちだが制御が難しく、エーテルの消費も無駄に多い。
故に、力を絞っている分基本的には《災厄の刃》の方が使い勝手が良い。
のだが、刃と言う防御、回避のしやすい形状とは違いその気になれば全方位に満遍なく展開出来るという意味で《死の霧》もまた危険な能力である事に変わりは無い。
と、言うか単純に同格以上の概念で真っ向からぶつかり合うと言う方法でしか「防御」が成立しないと言う特性上、この能力による死を防ぐのは非常に難しい。
非常に扱いが難しい能力であり、契約者であるトクォも滅多に使わない能力であり、この能力について知っている者は非常に少ない、言うなれば切札と呼べる能力。

本人の所持スキル
-堕ちたる体躯に祝福を-
能力としては単純な身体能力の強化。元になった渇望は「呪いの力でも何でも良い、強い身体が欲しい」と言うもので、誰かを意識した相対的な強さではなく、自身を高める絶対的な強さを求めた能力。
ここでいう絶対的な強さと言うのは所謂「頂点」を意味する言葉ではなく、他と比べるのではない、自分の中の限界をより高め引き出すと言う意味合い。
こういった渇望になった背景には、魔獣化する直前に戦っていたキョウヤとの戦闘の結果があり、能力の相性と言う理由でやられたのなら、相性等関係ない純粋な強さが欲しいと願ったところも大きい。
元の肉体は13歳の少女の物でしかないが、準最高位聖具の契約者としての身体能力の補正、第四位階の魔獣としての補正、魔獣としての補正と全て最高水準で引き出せると言う特性が加わる事でそのスペックはかなり強力に強化されている。
もっとも、その強さが目立った部分はあまりなかったのだが。

裏話
王下七魔獣第五位、敵側のロリ枠、いや本編中ではあんまり触れなかったんで関係なかったけど。
元ネタは特になし、所謂関西弁キャラ敵だけど。最終章二部で登場してたし、台詞が印象強いだろうからぽっとで感は少ない、と思う。割と関西弁は書いてて楽しかった。
因みに能力なんかの元ネタは
《災いの渦》が「みえるひと」よりパラノイドサーカスのみずちのトバリである「嘆きの雨」
《災厄の刃》が型月作品でお馴染の「直死の魔眼」の強化版(線を無視して死を与えられる)のイメージ
《死の霧》は一応元ネタなし。似た能力の作品があるかもだけど、作者は意識してないと言う意味合いです、はい。
因みに《災厄の刃》で何でも切り裂けると言うのは元ネタとなった「直死」がモノの死を見てそこをなぞる事で両断出来るという部分に近く、接触した箇所を殺して切断していると言う事になってます。
箇所が指定されなくなった(線の位置などを無視出来る)事でその「死」の絶対性は無くなってはいるのだが。
で、トクォ自身の話に戻しますが、彼女の能力は全体的に強め――だけどなんと言うか例によって例の如く、相手が悪かったという感じ。
もっとも、油断と言うか、相手の絶望の表情がみたいだのなんだの言わずに戦えば、最終戦と同じ状態で戦い始めればキョウヤに勝てるスペックではある。
と言う以下、普通にトキハに死の概念を植えつけたりしなければ、キョウヤが《至高の調和》を発動させたりしなかったであろう事を考えると、負ける理由が無かった。
まぁなんと言うか、EKにありがちな余計な事をした結果負けたという形になります。

二十八士の第二十位、第]W番洗礼因子《死神》を持つ聖具

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あきゅろす。
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