EternalKnight
終焉へ導く者レオン
聖具名:終焉(シュウ)
クラス:EX
 形状:剣
 全長:80
  色:黒
契約者:レオン=ハーツィアス
 身長:174
 性別:男
 契約時の年齢:25
 髪色:黒
 眼色:黒
SKILL
エンド-END-終焉
終らせる力、或いは幕引きの力。
《終焉》の刀身に幕引きの力を纏わせ、最初に刀身に接触した物を終わらせる力。
聖具の能力、物質に限らず、最初に接触した物を終わらせる力――なのだが、流石に空間中に満ちているエーテル等はカウントしない。
幕引きの力と言って居るが、所謂一撃必殺では無く、接触した部分をあらゆる意味で終らせる能力であり、魂を内包している永遠者等への対しては接触=即死とはならない。
もっとも、治癒不可能なダメージを与えると言う意味では致命的な攻撃ではあるのだが。
この能力の前にはあらゆる防御能力が無効である――とは言えない、実際は障壁などが展開されている場合は先にその障壁を終らせる事に能力が消費され、肝心の本体には終りの刃が届かない。
とは言え、その問題点を解消した能力が存在するので使い分ければ良いだけなのだが。加えて、逆に言えばあらゆる防御能力は一撃で終わらされてしまうと言う事でもあるのだが……例外であるいくつかを除いて。
他の最高位聖具と比べても最高位聖具の特化能力の中ではもっとも燃費が良い能力でもある。

エンドレスエンド-EndLessEnd-果て無き終焉
終らせ続ける力、実質《END》の上位互換――なのは性能だけであって、燃費はあまりよろしくない。
この手の能力としては珍しい持続時間に応じてエーテルの消費量が増えていく能力。
加えて発動に詠唱が必要な為、相手に攻撃する瞬間だけ発動させると言う使い方が出来ない。
この能力に関しては《END》とは違いその刀身が触れている箇所を終らせ続けている為、空間中に満ちているエーテルをも終らせている。
もっとも、エーテル自体を消滅させている訳ではないので、空間中に展開されている要素を無力化していく、と言う方が表現としては正しい。
この能力の前にはあらゆるエーテルによる防御も実体を持つ防御も意味を成さない。たった一つ《根源》による運命干渉の力を除いて。
#詠唱
「我等は終焉へ導く者、例外を認めず、あまねく全てに終わりを与る者。我等は終焉を運ぶ死神にして世界の秩序を保つ者」
「我等は全てを終わらせる、これまで終焉を迎えてきた全てと、これから始まる全ての為に――《EndLessEnd-果て無き終焉-》」

特殊SKILL
エーテルブースト
莫大な量のエーテルを保持する最高位ならではの能力。
一度に展開出来るエーテルの上限量による一箇所限定の過剰強化を全身同時に行うと言う荒業。
エーテルの所持量は有限であり、クラスに応じて保持できる限界量に差がある事を利用した裏技。
やろうと思えば誰にでも出来るのだろうが、莫大なエーテルを消費するので基本的にはこういった使い方をする者はまず居ない。
そもそもエーテルが尽きればその場で動けなくなる上能力も使えなくなり聖具の補正も極端に落ちるので、余程切羽詰った状況で、且つ一瞬の行使で切り抜けられる様な状況でないと運用は難しい。
加えてそもそも過剰強化を全身同時に行う事自体が非常に難しいのも難点である。
もっとも、それについてはある程度の訓練を積めば出来る様になるのではあるが――そもそもその訓練にも莫大なエーテルを消費すると言うデメリットが付きまとい結果安定して運用出来る者の少ない技術と成ってしまっている。
故に、作中登場した中ではレオンにしかこの技術を行使出来ない。
もっともレオンにしても無駄にエーテルを消費して訓練を行ったと言う訳ではなく《終焉》の力を手に入れてから他の最高位を封印するまでの間の戦い、即ち一度目の七極戦争の最中に実戦の中で身につけた技術なのだが。

裏話
最終章主人公の解放形態。もとい、真の姿。終わりを司る最高位聖具。
元々はSSSクラスの聖具だったモノが広域次元世界の意志との契約により、《完全なる六》の一柱となった聖具。
即ち本編中では二人しか居ない広域次元世界の意志との接触者。本編終了時と言う意味では唯一の存在。広域次元世界の意志によって力が与えられた時点での他の契約者は悉く既に消滅している。
レオンが呼ぶシュウと言う愛称は《終焉》だから《最果》形態時もシュウと読んでいた訳では無く、広域次元世界の意志と契約する前の名《終端》から来ていたりする。
能力自体は二つしか所持していないが、その能力の汎用性が非常に高く(攻撃、防御どちらにでも使える)その戦闘能力は非常に高い。
加えて現存する中ではほぼ最古から存在する永遠者で、その知識量も相当な物であり、彼よりも聖具について詳しい者を探す方が難しい。要するに、大抵の攻撃についての知識がある。
無論、聖具の能力は固有であるため新たに生まれた聖具の性能などについては知らないだろうが、一万年近い時の中で様々なパターンを見てきた事を考えるとレオンの完全に理解できない攻撃と言うのがどれだけ少ないかは察して知れるだろう。
どうでも良い話だが、最終戦での活躍は正直微妙な感じだったなぁ、と今は感じている。
フェディスとの最後の戦いがあればまた違ったのだろうけど、あの最後の戦いに関しては戦闘描写そのものを省いてしまう事に少なからず意味はあったのでまぁ仕方ないんじゃないかなぁ、と。
仮に描いたとしてもそう長くはならなくて盛り上がりに欠ける様な気がするし――そもそもあの戦いに関してはレオンは初めから死ぬ気で、フェディスはレオンの言葉を聴いた時点で負ける気でいたのだから決着は直ぐについた訳だし。
まぁその辺に関しては最終話の最後のシーンでも見てもらえれば何となく察してもらえると思うのだけれど。
……それにしても、此処までくるとマジでパワーのインフレだと思う訳で、まぁそれでも並列励起の《呪詛》には全く及ばなかったのだけれど。
何だかんだ行って単体で世界を崩壊させられる位の能力だしなぁ《終焉》
まぁそもそも一人の契約者と一つの聖具って意味では限りなく頂点に近い力なんだからこんなもんなのか?直列励起とか並列励起はチートみないなものだし。
もっとも聖具に限らないっていうのなら出てこなかったLv9の魔術師とか他にも色々現状は設定だけ存在するのが幾つかあるんだけれども。
その辺に関しては続編書く事があれば、ぐらいかなーとか思ってたりします。
伏線っぽい何かは本編中に仕込んでますので(ぇ

二十八士の第三位、第V番聖名因子《終焉》を持つ聖具。

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