EternalKnight
躯骸のケビン
聖具名:躯骸
クラス:SSS
 形状:契約者の肉体
 全長:174
契約者:ケビン=アドヴェント
 身長:174
 性別:男
 契約時の年齢:不明、外見の年齢は35歳
 髪色:金髪
 眼色:紫紺
SKILL
コープス-Corpse-躯骸
《躯骸》の唯一にして最大の能力にして一種の呪い。
その能力は単純に、自らの器(契約状態の場合は必ず契約者の肉体と言う形状になる為)である契約者を死なせない事である。
死なせないと書けば聞こえは良いが、この能力の場合は実質「死ねない」のと同義である。
どれだけの負傷を負おうが、どれだけの苦痛を与えられようが、エーテルが枯れて《躯骸》が能力を維持できなくなるまで契約者の意識は永続的に続く。
加えて《地属性のLv9》や《剣皇》等の様に肉体が修復される訳ではなく、ダメージを負ったままで生かされ続ける。
永遠の騎士であれば、死にさえしなければ少しづつでも自らの力で肉体の修復が可能なので、どれだけの深手を負わされようと時間さえあれば復活出来る。
もっとも前述の通り、感覚等は生きて居る上に契約者の意思を一切省みず、単純に契約者を死なないだけでしかない。
一応痛覚の遮断等は出来るのだが、バラバラの肉片にされようが意識が続くので、肉体的な痛みよりも寧ろ精神的な汚染の方が問題になりやすい。
肉片に至るまで塵に変えられても消滅せず意識が続き、僅かづつ再生するしかないその特性は正しく呪いというしかないだろう。
もっとも、その特異性も合って死なないと言う事に関しては《地属性Lv9》到達者に続き二番目に死ににくい存在であるといえるだろう。
とは言え、契約者の魂が本物の呪いである《呪詛》の能力から開放され、浄化され輪廻の門へと向かう為に肉体を離れた際には流石に肉体を維持できずに崩壊してしまった。
逆に言えば、それがまずありえないであろうエーテルの枯渇以外では実質《躯骸》の呪いから開放される唯一の手段だったのだが。

本人の所持SKILL
ティターン-Titan-巨人
魔獣としての特殊能力、元となった渇望は「生前に作り上げた自身の最高傑作以外に自分の力の形はありえない」と言うかなり特異な物。
基本的に生前に完成させていた「巨人」の強化版なのだが、この「巨人」に関しては他の魔獣の能力と大きく違う点が存在する。
基本的に強化したのは魔獣となってからであり最初に能力を発動させた時点では生前に扱っていたモノと全く同じ性能だった。
これは特異な渇望から生じる特異な性質で、この能力で生成される「巨人」は最初に能力で形作られて以降はケビンの改修作業によってその力を伸ばし続けている。
言ってしまえば最初の能力の発動以降は亜空間に格納されているだけで、最初の展開以降は常に存在し続けていたと言う事である。
Titanの性能
全長:10メートル
エネルギー源:エーテル(外部から取り込むことも出来るので実質無限のエネルギー)
武装:12種
・クロノス-胸部主砲-【胸部】:圧倒的な破壊力を誇る切札なのだが、使用前にチャージが必要
・レア-散布型地雷-【足首】:円盤状の爆弾を足首から散布する、散布された地雷は接触によって爆発する。散布は地上の全方位に行える。
・オケアノス-右肩部エネルギー機関砲-【右肩】:エーテルを用いて電気的なエネルギーを生み出し射出する。
・テテュス-左肩部エーテル機関砲-【左肩】:エーテルを直接打ち出す。
・クレイオス-誘導性弾丸散布機構-【背中】:背中に収納された誘導弾、弾丸は着弾時に爆発、背中から全方位に向けて射出可能。
・イアペトス-全方位バルカン砲-【全身各部】:エーテルで形作った実弾を全身各部から全方位へとばら撒く。
・コイオス-右掌部エネルギー機構【右手】:掌に電気エネルギーを収束してぶつける
・ポイベ-左掌部衝撃機構-【左手】:掌に物理的エネルギーを収束してぶつける
・ヒュぺリオン-対エーテル防御機構-【全身】対エーテル攻撃、同時に三箇所、合計して一定量までのエーテル攻撃を無力化
・テイア-対物理衝撃機構-【全身】:合計で一定容量の物理的ダメージを無力化
・テミス-補助推進機構-【全身各部】:余剰エネルギーの噴射、スラスター
・ムネモシュネ-熱源感知機構-【頭部】:エーテル反応やその他の反応を捕らえるセンサー、全方位

裏話
王下七魔獣第三位。SSSクラス聖具保持者にしてSクラスの魔獣――なのだが、聖具自体はSSSクラスとしては戦力としては心許無い程度でしかない。
その聖具の特性故に、死ぬ事はまずありえないが攻撃手段が強力ではない為千日手に至りやすかったのだが、呪詛に呪われ魔獣としての能力を獲得した事でその攻勢能力は一気に強化される。
とは言え、凄いのはその攻勢能力の塊である《巨人》を再現した魔獣としての能力、ではなく再現されたその《巨人》を新たに得た知識と技術を用いて強化し、他を寄せ付けないレベルにまで強化したケビン自身だろう。
因みに《呪詛》に呪われ魔獣としての能力に目覚めたモノの中で、その能力を自らの力でより上の段階に引き上げたの彼一人だけであり、そもそも強化しようという発想に至った所が他との大きな差だろう。
それはさておき、一応三章からの引継がれたキャラクターであり、割かし重要な役目を負っていたりする。
そもそも彼が居なければネロは子供の時点で《呪詛》に殺されていただろうし、ネロが居なければそもそも《必滅》が誰と契約する事も無かったという事実を考えれば、物語に大きく貢献したキャラの一人だと言えるだろう。
――出番は少ないけど。とは言え、出番の割にはインパクトもそこそこ合ったんじゃないかなーと作者は思っている訳なのだが、実際どうなんですかね?

二十八士の第十七位、第]番洗礼因子《運命の輪》を持つ聖具。
《運命》の消滅以後に発生した聖具であり《運命》の消滅した後に洗礼因子を受け継いで準最高位としての地位を得た。

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