‡小説‡ なんで…? なんだか最近、獄寺君が素っ気ない… ……気がする。 何を話し掛けても上の空…っていうか、 俺と目を合わせようとしない…っていうか、 …怒ってる? …避けられてる? ……そんな感じ……。 ?? 俺、なんか怒らせるような事したかなぁ? …… ………いや、してない。 断じて、俺はしてないぞ!! う〜ん。何に腹を立ててるのやら? 『触らぬ神に祟り無し』 しばらく、そっとしとくかぁ。 それから何日か過ぎ、それでも獄寺君の態度はなんら変わらなかった。 むしろ、悪化してる? 訳分かんないよ、ホント。 「なぁ、ツナ。獄寺とケンカでもしてる?」 「へ?」 思いも寄らない言葉を掛けられて、思わず素っ頓狂な声が上がる。 「う〜ん、ケンカ…っていうのかなぁ?これって…」 「?」 質問に対して質問で返されてしまって、山本の頭上にも『?』が浮かぶ。 「なんか、良く分かんねぇケド、獄寺が折れねぇってのも珍しいし… あんま続くようなら、ツナの方から折れてやれな!」 「意地張っててもつまんねぇぜ!」と爽やかに肩を叩かれて、綱吉は前のめりにつんのめる。 (「折れてやれって言われてもなぁ…」) 部活に向かう山本に手を振りながら教室に戻ろうと振り返ると、 「!」 そこには、不機嫌を包み隠さず佇む獄寺が居た。 「ご、獄寺君、居たんだ!?」 思いがけない人が目の前に現れて、綱吉は慌てて一歩下がる。 「…アイツは良くて、俺はダメっスか……」 「は?なんのこ−…」 俺の言葉も待たず、獄寺は綱吉を壁に押し付ける。 「…ぃ…て!」 肩を掴む獄寺の手を払おうと綱吉が手を上げると、 その手は獄寺の手によって、容易く一纏めに掴み取られ、自分の頭上に縫い付けられる。 「な、何すんだ−……」 普段の獄寺からは考えられないような態度を取られ、 腹立たしさからか咎めるような眼で顔を上げれば、 そこには、先程とは打って変わって、切なげに揺れる瞳があった。 …………… ……っていう夢を見て、 その日は4時に目が覚めました(爆) しかも、それから眠れねーんでやんの(´ε`;) ちゅか、どんだけよオレ…orz つまり、『末期症状』とは俺のこと。 確かに寝る前に獄ツナの同人誌読み漁ったけどさ! どーせなら、もっとイチャクラしたのを見たかったよ! てゆーか、この子等 ドコで何やってんの!? イチャつくなら、ちゃんと場所を考えなさい! とか、自分の夢ながら、ツっこんでみたりした…(笑) |