[携帯モード] [URL送信]

Accesses The Reality Cruelty
説明
「1、私たちはこの世界に飲み込まれた。2、そのうちの一人の現リーダーがギルドを作った。3、私はそこに入った。4、しばらく経った後にギルドは西地方でお前らを見つけた。5、リーダーはそれを私にギルドに迎えるように指示した。6、私はここに来た」
しっかり箇条書きで棒読みで教えてくれた
「わかったか? わからないやつはどうしようもないバカだ、ここで朽ち果てろ」
「俺たち以外にも、この世界に来た人たちがいたんだな」
光蛇はもうこいつの口調に慣れてきたみたいだ
「そんなこともしらないのかー、バカが。当然だ、探せばいくらでもいる」
「篠崎さんたちは「この世界では巳依と呼べ。表示されてるだろクズ」」
「巳依さんたちは、この世界について知っているのか?」
「多少な」
「それを教え「そのためにギルドへ迎えるように私は指示されたんだ。全部ギルドに来ればわかる」」
 ……話長すぎ。眠くなってきた
「ギルドはお前らが目指している中央の都、エノリークにある。丁度いいだろー?」
「なら、最後にひとつ教えてくれ」
「もうたくさん質問してるんだから、許可取る必要ないだろ……」
「そのギルドの名前は、なんだ」
「『アーミー』だ」

その後、俺は立ったまま寝るという秘技を発動してしまい、巳依に半殺しにされた
 そして現在、歩きながら詳しく自己紹介中。ちなみに俺たちの自己紹介はしなくてもいいみたいだった。クゥのこともバレてたし
「改めて……私は篠崎巳依。そこのバカと同い年で、Lv27のモンスターコントローラーだ」
「モンスターコントローラーというのは、どういうものなんですか?」
 あーあと、クゥとルーちゃんも打ち解けるための努力中
「そうだな……モンスター共を支配する職業だケットシー」
「私はケットシーではありません」
「さっきのユニコーンも、その力?」
「そうだ。お前らも、専用スキルがあるだろー。それと同じだ」
「だが、まさか『アーミー』とこんなに早くコンタクトを取れるなんて、願ったり叶ったりだな」
「そーっすね」
 確か……三大ギルド? だっけ。どーでもいーけど
「そーいや巳依って、いつ頃からこの世界にいんの?」
「私が『あちらがわの世界』から来たのは、まぁかれこれ20日以上前だなー」
 一週間=1日だから、元の世界で3日くらい前からか。そーいやそのくらいから姿が見えなかったもんな
「この世界に来て、すぐアーミーに入団したな。あそこは『あちらがわの世界』から来た奴が多いというのが理由だ」
「詳しくは、ギルドに着いてから?」
「そうだ。よくわかってるじゃないかクズのくせに」
「眠い……」
「殺すぞ」
「すんません……」
……まぁそんなこんなで、俺たちは一時的に巳依を仲間にしたのであった

[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!