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Accesses The Reality Cruelty
5日後の心境
暇過ぎた
 この5日間、本当に暇すぎた
思わず『自分で考えてろバーカ』でいくつもスキルを作ってしまうほど、暇だった
「ついに……5日経ったか……」
体の調子は、3,4日前から好調になりかけてたから、ほとんどの日にちはルーちゃんの状態異状の回復に使った
 どうやら治せない状態異状だったらしく、こんなに日にちを使ってしまった
だけど、それも今日で終わりだ
俺がルーちゃんの警護に当たり、光蛇はクゥのLv上げのために励む。そんな5日は終わったのだ!(ちなみにクゥはこの5日間でLv13まで上がった)
「やっとHPが回復できた……」
「よかったなー」
「うん。護衛ありがとう、リョウスケ」
「あいよ。まぁなにもなかったけどね」
ちなみにルーちゃんには、クゥのことや俺の職業についてはもう説明した
クゥのことは、真剣に反応してくれたけど……もちろん俺の職業についてはかなり笑われた
「ついに、旅の再会ですか」
「楽しみだな」
まぁとにかく、新たな仲間も増えて俺たちのパーティはさらに賑やかになったんだ

「そういえば、これ」
返すのを忘れていたベースナイフを、ルーちゃんに渡す
「あ……ううん、いいよ。それは、リョウスケにあげる」
「うーん……それは助かるんだけど、さ」
「……?」
「ルーちゃんって、スキル封じられたらなにもできなそうだからなー。たとえば沈黙状態とか」
「うっ……」
「だからさ、危なっかしいんだよ、このサブ武器? 持ってないと」
「……うん、わかった。ありがたく返してもらうよ」
「俺にはDEがあるし、DEを支える自作ガンスキルも作ったし、しばらくは問題ない」
他にもいろいろ作ったけど、今は秘密だ
 ちなみにこの自作ガンスキルは、前回のカカシ戦や吸血鬼戦をモデルにして作ってある
あの時の問題点を把握し、補うガンスキルを作った
 それから、まぁちょうどいいから説明しとくか
レベルオプションについて、だ
 レベルオプションっていうのはもちろん俺が作ったスキルで、Lvを指定、ステータスの能力値を操作、そしてその状態でいる制限時間を決めて発動する
Lvが高ければ高いほどMPは使うし、制限時間を長くすればするほどMPを使う
3秒と言えど、Lv100だ。あそこで倒れたのはしかたない、うん
「おーい、二人共、行くぞ」
「あいよ」
「わかった」
さぁ、旅の再会、俺たちは東に向かって歩き出す
 今回は光蛇も進路を考え、ほどよくモンスターが出現するルートを選んでくれた
旅は道連れ世は情け、っと
そーゆーわけで、次に俺たちが目指すのはこの大陸の中央に位置する城下街。……城の名前とかは知らないけどね

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あきゅろす。
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