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Accesses The Reality Cruelty
パーティリーダー
「霊介、隙があればどんどん撃ちまくってくれて構わない。ただ、最優先はクゥの護衛だ、慎重に攻めてくれ。エヴィさんとルーさんは守りに徹してくれ。こちらの攻撃が効かないなら、攻撃しても意味はない」
光蛇がどんどん指示を出す
「ただ、ずっと攻撃しないのもまずい。俺が基本的に引きつけるから、エヴィさんとルーさんは、守りの必要がないときは、普段、攻撃していなかったところを当たってくれ。もしかしたら、急所があるかもしれない」
……光蛇ってこんな頭良かったっけ
「ひとまずはそれで様子を見ながら戦おう。急な作戦ですまないが、引き受けてくれ!」
そう言って光蛇はカカシへと斬りかかった

「凄いですね、コウタさんは」
「あぁ、あいつあんな頭良かったっけかなー……」
「戦場で心が落ち着く、というような才能は喜ばしいことです。大体の人たちは、そんな才能を持ち得ていません」
「完全な指令棟向き、か。やっぱりあいつがパーティリーダーでよかったんだなー」
まぁLvの高さで決めただけだけど
「そういうリョウスケさんこそ、落ち着いていますね」
「いや、マイペースなだけだ、って母国では師匠の先輩とか幼なじみに言われまくってたなー。そーいう隊長さんこそ、落ち着いてるじゃん」
「落ち着きがなければ、隊長なんてつとまりません」
そりゃそーだ。どんなゲームでも命令を出す奴がしっかりしないと、最弱になるからな
「っと」
カカシが俺に攻撃してきたから、ベースナイフで防御
「いけっ」
ガードしきった後、DEをカカシに向けて引き絞る
 ガゥンッ!!、と凄い音が響くけど、もう目の前にカカシはいなかった
「速すぎだろ……」
周りを見て、カカシが光蛇に向かって攻撃してるのを見つけてため息ひとつ
「だけど、この程度ならいくらでも戦えそうな気がするけど……」
こんな攻撃力、もといSTRだと、俺たちにはあんまり効果がない気がする
「真に恐ろしいのは、状態異状です。あんなのをひとりでくらってしまえば、すぐに死にます」
そりゃすごい。……凄いんだけど……さ
なんでそんな思わせぶりな発言しかしねーのこいつ。教えてくれたっていいじゃん
「……ま、いーか」
とりあえず指示通り撃ちまくろか

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