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Accesses The Reality Cruelty
初のボスバトル
「あれ、マグマがないぞー」
「当たり前だ。ここは火山じゃない」
「ついに頂上ですね」
「……」
「さて……カカシは……どこにいますかね」
頂上まで登りきった。少し暑くて汗が出るくらいだから、富士山のように寒くない
 太陽が少し西に傾いてはいるが、まだギリギリ、夕方じゃない
ただひとつの気がかりと言えば、休憩後からルーちゃんの様子が少しおかしいくらいかな。なんか無言でうつむいてる。なにがあったんだろーなー。見当もつかない
まぁそこまで気にならないからどーでもいーが。
「……いました。あれです」
と、隊長が瓦礫の奥を指さした
「んじゃ行きますか」
「あ、おい、霊介!」

「い、いきなり正面から行くんですかー……」
「……」
「大丈夫ですよ。あいつは、触らない限り反応しませんから」
「「……え」」
「やばいぞ……早く行かないと」
「リョウスケさんなら、絶対にみんなを待つなんてことはしません!」
「……早く行きましょう」
「……」

大きさは、高さ3mくらいだろうか。真っ白い体で、規則的な未来的機械のような体だ
人型で、足は20cmくらい浮いてる。ドラ○もんみたいに浮いてる
だけど、どこぞの自宅警備員みたいにうずくまっていた
「ふむ」
先手必勝っ!
「あぶりだしっ!!!」
ベースナイフを取り出し、勢いよく切りつける
はじかれたが
そしてこいつが、カカシが、こっちを向いた
「こんな装備で大丈夫か?」
自分の体を見おろしてから言う
まぁ、初期装備並みの防御力だけど……いいか
「……」
それに作戦なんてものも皆無。まったくこれっぽっちも、毛ほども考えてないけど、まぁいいよね
「大丈夫だ、問題ない」
ん。後ろを見るとみんなもこっちに向かって来てるな
……さて、と

 ボスバトル、スタートだ!!



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