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罪創
学校の裏
 気づけば俺は家を飛び出していた
だれよりも早く、速く、
夜を駆け抜けていく
 推理しろ・・・敵の場所を・・・
俺は学校の前にたどり着く
 学校には監視人がいる。簡単にはたてこもれない。
 なら人気のないとこにいるはずだ。
 だが敵は一人・・・俺たちは中学生。
 そう遠くへは運べない
 それに人に見られる可能性があったはず・・・
 つまり、この条件に従った場所は一つしかない。
「学校の裏・・・」
 あそこなら近いし、監視人も寄らない。
 それに目立たない。学校の裏というのはそういうものだ
そして俺は学校の裏へ向かった
 うかつだった・・・
 大紀は以外と金持ちの家庭を持っていた
 それが狙われないはずがないじゃないか
 なんで・・・気づかなかったんだ!!
そう思っている間に俺は学校裏周辺に着く
 あの男は・・・!! 居た!
男は予想通り、学校の裏に居た
 おそらく犯人は電話で親を脅そうとしていたのだろう
 だが大紀は校則を守る奴だ
 携帯は持っていない
 つまり犯人は勝手に逃げられて警察に通報されるのが怖いんだ
 それに犯人は金が欲しいわけだ
 つまり大紀を殺さずにここにいるしかないということ その場合は仲間を呼んで監視させる場合が多い
 だけど仲間はまだ来ていない・・・
 チャンスは今しかない!!!!
そうして俺は犯人を襲う策を考え始めた

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あきゅろす。
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