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2人の部屋。
「あっちぃ…」
風呂からあがった和哉は肩にタオルをかけ、黒のスエット姿で二階の廊下を歩いていた。
「(愛梨…もう寝たんかな…)」
愛梨の部屋と和哉の部屋は向かいあっている。
愛梨の部屋のドアの飾り窓は明かりが消えて真っ暗だ。
頭をタオルでふきながら自分の部屋のドアを開いた。
がちゃっ
「ぁ。おっかえりぃー
」
「な……」
愛梨はトレーナー1枚のまま和哉のベッドにうつぶせになり両肘をついて漫画を読んでいた。
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