【なかよし。】
ぎゅっ……
「きゃぁっ」
急に後ろから抱きつかれて奇声発しちゃった
「翔」
ボクサーパンツ一枚履いてるだけの翔…
上半身だけじゃなくて…下半身もがっちり。
服着てると華奢に見えるのに…
「俺以外に誰がいるんだよ…さてはェロィこと考えてたな」
「考えてないもんっ」
からかわれて顔が熱くなる。
「ぃ〜赤くなってやんの図星だろ俺は素直な未央が好きだぞ」
「はぁ」
誤解されてる方がましかも
翔の体にドキドキしてるなんて知られたくないし
だから強く否定できなかった(>_<)
「まぢで顔真っ赤未央かぁーわぁぃーぃー」
「むぅぅっ(`ε´)」
なんて言って反撃したらいいのかわかんなくて膨れてみる
「膨れんなってさ、姫…これでも飲んで機嫌を直してくだされ」
翔が部屋の冷蔵庫からビールを出してプシュッと開けてくれた。
「む。物で釣る気か…」
しっかり受け取った
ごくっごく……
「ぅはぁ…いくねぇ未央さん」
「ぷはぁうまぁい」
ごちゃごちゃしてた頭の中がスッキリ
「ご機嫌いかが?」
「わらわは満足じゃ苦しゅうない…そちも飲むがよい」
「ははっ(^∀^)未央姫、単純」
プシュッ
缶ビールを開けて翔も飲み始めた。
「単純でぃぃもぉんてかさぁ…さっきから…何か聞こえない?」
1人でいるときから気になってはいたけど…
「ぷはぁっ……ここ古いし壁薄いんじゃねぇの?」
翔はベッドからおりて壁に耳をあてた。
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