【ローター。】
先に未央がお風呂に入った。
スウェットに着替えて、翔が入ってる間に片付けをする…。
一人になると
急に心配になってきた…。
昨日の今日だし…
もし…もしも…今夜翔とェッチしちゃったら…翔とは友達に戻れなくなっちゃぅ。
頭ではわかっていても…体は疼いてた……
ェッチがしたい…。
「考え事？」
「ぁ…ぅぅん…」
風呂からあがった翔は今日もやっぱりボクサーパンツ一枚で色っぽかった。
「風呂上がりに乾杯しますか
」
「うん
」
乾杯していい感じに酔いがまわる。
…ベッドにボフッと横になるとベッド下に置いていたバッグが倒れて中身が飛び出した。
「ぁ〜あ
しょうがねえなぁ
」
「ごめ〜ん」
「ったく………ぁ」
散らかった中身を直してくれる翔の手が止まった。
「どうしたの？」
ベッド上から覗きこむと翔が手に持っていたのは昨日のスロットの景品のローターだった。
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」
」
しょうがねえなぁ
」
