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「はぁ…暑いぃ…ねぇ拓也アイス食べて帰らない?」

「……。」

「……?拓也…?どうしたの?」

ぼーっとしている拓也の顔を心配そうに覗きこむ真央。

汗ばんだ制服のブラウスに可愛らしいピンク色のブラジャーが透けている。

更に夏服のブラウスは胸の部分がかなり開いているデザインのため、前かがみになった真央の胸の谷間に、拓也の瞳は釘付けになっていた。

放課後の教室…。

残っているのは2人だけ。

「…真央…っ」

--ガッ

「…きゃ

突然抱きしめられ、胸に顔をうずめてきた拓也に驚いた真央は周囲を気にしてもがいた。

「ちょ…どうしたのっ

「もぅ…我慢できねぇょ…」

息を荒げながら華奢な体を更に強く抱きしめあげる。

「んぁっ…っ…もうちょっとの我慢だょ来週ママ達旅行でいないし…」

「先週もそう言って結局中止になったじゃんか…」

「…今回は大丈夫だょ…

実は先週、真央の家で初エッチをする予定だった。

しかし、甘く激しいキス…柔らかな胸への愛撫…真央の服を脱がそうとした瞬間に親が帰ってきて見事に失敗していた。


「…今したぃ…。」

「だめだょ…っ教室でなんて…っ誰か来ちゃう…」

教室には部室のない部活生徒達のカバンが置いたままになっている。

「……だよなぁ…」

「(ほ…)かえろ

「…ぅぃ(さすがにこれ以上わがまま言ったら嫌われる…)」

拓也は、しぶしぶ抱きしめていた腕を離し、真央の手を取り教室を出た。



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あきゅろす。
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