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またまたところ変わって、ここは天馬先輩のマンションだ。
「そしてゆっくりかき混ぜて下さい…アキの「あいうえおー!」をかき混ぜるように優しく、ね」
台所には俺とアキのの幼なじみガールである本田椿(ほんだつばき)と相川小町(あいかわこまち)、そして手作りと言う言葉が世界一似合わない男、鬼塚天馬先輩。
ちなみに先ほどは天使の微笑みをしながら放送禁止用語の単語を口走ったのは小町。それを阻止したのが俺である。
今、幼なじみガールたちの頭の中ではチョコレートプレイやら「俺を食べてv」的なアキがいてそれにかぶりつくようにあんなことやこんなことしてる天馬先輩がいるんだろうな、だってこいつら腐女子だし、しかも小町に至っては天使のように可愛い皮を被った変態、しかもドSだ。
俺はというと雑誌を読みながらくつろいでいる。やっぱり金持ちのソファは違うな、ふかふかだ。
数時間後、完成したチョコレートを味見してみるととても美味しかった。
アキは甘いのが苦手だからブラックチョコレートを主にした生チョコだった。それから可愛いクッキーもついている。
「先輩、可愛すぎ!」
「てめえ…貶してんのか?」
「誉めてますって!…ヒヒッ…ハハハハッ!!」
「ぶっ殺す!!」
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