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■おおよその話

坂下明良の日常は、ゆったりと穏やかに流れていく。友人と無意味な会話を楽しんだり、姉にこき使われたり、幼なじみをからかったり。そんな、なんてことない日々がずっと続くと思っていた―――。

ずっと続くことを、願っていた。

■主だった人物

【坂下明良】
高校二年生 帰宅部
両親と姉の四人暮らし。
基本、姉には頭が上がらない。勝てるのは身長と英語だけ。特に英語は洋書を好んで読むほど。
成績はよく、運動神経もよい方だが目立つタイプではない。
垣根が低く、初対面の相手や敬遠されがちな人とも肩肘はらず話せる。広く浅い付き合い。一歩引いて周りを見ている分、人の機微にはさといが、感情を溜め込む嫌いがある。
好きな異性のタイプは、浮気されたあげく「君は一人でも生きていけるけど彼女には自分がいないとダメだから」とか言われて捨てられてしまうぐらい強そうな人。

【井上将太】
大学二年生 文学部国文学科
両親と祖母の四人暮らし。
坂下家の隣に住んでいて、いわゆる幼なじみ。年が近かったのでよく一緒に遊んでいて、兄弟のような関係。
坂下姉弟には勉強苦手と思われているが、実際はそこまで悪くない。運動神経はよく、見目もよくて気さくなのでそこそこモテるが、ことごとく断っている。
断り文句は「好きな子いるから」
深く考えるよりはまず行動。あまり周りを見ていない、一点集中型。要領は悪いけど、悩むことは滅多にない前向き思考。
好みのタイプはショートカットでボーイッシュな年下。それを聞いた坂下姉が髪を切ったのだから気づいてもよさそうなものなのに、気づかない鈍感さ。





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