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長編集
悟空 受け入れることができない現実 パート2
美雪の真剣な目を見て、悟空も真剣になり、頷いた。


美雪「今日は満月が空にあったでしょ。怪物は満月の日に現れる。だから、じいちゃんがその怪物にやられたんだよ…。」


ナレーター:説明ヘタッ!悟空、納得するかn美雪(うるさいなぁ((怒 一応頑張ったんだよ!)…最後まで、言わせろ!!((怒


悟空「…時…なに…んだ…」


美雪「え?何?」


悟空「そん時、美雪はなにしてたんだ!!なんで、そんなに落ち着けるんだ!!」


ビクッ!!悟空が怒鳴ったので、美雪は驚いた。


美雪「寝てた…。それで、怪物が雄叫びを上げてたから、起きて外に出たら…、じいちゃんは…もう…」


美雪は俯いて泣きながら悟空に必死で説明をした。


美雪「うちだってじいちゃんを助けたかった。…でも、もう手遅れだった…。それに!うちは、落ち着けていない!!うちだって悲しいよ!こんな状況で落ち着ける訳ないじゃない!!」


悟空はずっと黙っていたが、ようやく喋り始めた。


悟空「…それで…その怪物はどうした…。」


悟空のその言葉は明らかに怒っている様子が解る。


美雪「うちが…倒した。」


二人の間に沈黙が訪れた。美雪が鼻を啜る音しか、聞こえてこないほど静かな…。
しばらくして、悟空が口を開いた。


悟空「そっか…美雪が怪物を倒してくれたんか。サンキュー。さっきは怒鳴って悪かったな。じいちゃんの墓、早く立てようぜ。」


美雪「グスッ…。うん。…ヒクッ。そうだねっ。」


美雪は泣きながらでも、悟空の為に無理矢理笑顔を作った。


ナレーター:美雪、目が腫れてるよ。大丈夫?美雪(ありがとう。でも、大丈夫だよ。美雷)


ナレーター:な、名前がぁ〜〜!!


シリアスの雰囲気ぶち壊し…。


ナレーター:話が脱線してしまいました。続きをどうぞ。


悟空「よしっ!美雪、早くじいちゃんの墓を立てようぜ。」


美雪「そうだね!!早くしよっか。」

〜悟空の家の裏〜

悟空「美雪〜、此処でいいんか〜?」


美雪「お待たせ〜。ん?此処で良いよ。とりあえずじいちゃんを埋めよう。」


悟空「わかったぞ。」


ほりほり…。ほりほり…。


美雪「よしっ。そーっとだよ。」


美雪「じいちゃんが持ってたこのボール大切にしよう!」

悟空「あぁ!!」

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