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愛してHEAVEN
9

晋哉と別れ、誉と再び学校に舞い戻った俺。誉と途中時間を潰したりしてちょうど昼休みを狙い教室に入った。


俺と誉に気付いた健斗は笑いながら話し掛けてきたが、俺が苛立ちに身を任せて健斗の足先を踏み付けると流石に痛がっていた。


そこでやっと、苛立ちが収まる俺。

「ドSめ」

と、健斗に言われたので、

「誉には負ける」

と言い返してやった。
すると健斗はニヤついた笑みを浮かべた。


こーゆー時の健斗はロクなことを考えてないな……。


健斗は分かり易い。
嫌な予感と共に、自分の手作り弁当を机に広げた。

「蓮見とドSっぽいプレイしたんだ?」

ドSっぽいプレイ……って、どんなだよ、おい。

「アホか。お前の脳みそ腐りすぎ。一回脳外科行って診て貰って来い」

「酷ぇな、浬ちゃん」

ケラケラ笑いながら言うってことは口程に酷いとは思ってない。

「ハイハイ」

だから俺は健斗の言葉を右から左に流しながら聞いていた。卵焼きを食べながら隣を見るが、すでに誉の姿はない。

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あきゅろす。
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