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愛してHEAVEN
7

「最初っからそーやって大人しくしとけよ」

俺の耳許に顔を近付けて、声のトーンを下げバリトンを響かせる。

「……ッ…!」

俺が抵抗しないと踏むと、一度股間から手を離してベルトを抜き、ズボンと下着を一緒に膝下まで引き下ろした後は太腿の間に片足を割り込ませ器用に床へと落とされた。


空気中に下半身だけ剥き出しにして曝け出す様はあまりにも滑稽で泣きたくなるが、そこは歯を食い縛って耐えた。

「もう、グショグショだぜ、お前のココ」

「っあぁ……っ」

執拗に触られ続けた俺のモノは完全に反り勃ち、先走りで下着を濡らしていた。狭苦しい場所から解放されると俺の意思に反して、ソコは待ち望んだように悦び蜜を滴らせた。


指先でピンと弾かれると途端に上擦った声が零れ、俺は反射的に掌で口許を覆い隠した。

「可愛い声聞かせろ、っつっただろ?それともその手ェ縛ってほしいか?」

しかし、それを許さないとばかりに払い退けられて、最後には有り得ないことを言われた。

「誰が……ッ!」

「なら、手で隠すな」

そう言われたら、俺には成す術がない。仁科に抱き着くなんてそれこそ嫌なので、自由な両手で自分の服を強く握り込んだ。


グチャグチャと、卑猥な音がこの狭い密室に充満し、身体だけでなく聴覚を犯す。


硬く快感を訴えるモノを根元から掌で包み込まれ上下に扱き上げられると何度も声を上げそうになり、その都度唇を噛んだ。そのせいで下唇は切れて血が滲み、噛む度に鉄臭い味が咥内に広がり気持ち悪い。

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あきゅろす。
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