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愛してHEAVEN
13

「いや!無理だしっ!」

「じゃ、イタダキマス」

あろうことか誉の手が服の隙間から入り込んできた!

「ぎゃーっ!分かった!寝るよ!!今日はもう無理無理!俺壊れる!」

まだ腰痛いし!
誉、激しいし……って何考えてんだ俺ーっ!

「それならいい。俺も流石に今日は無理させんの本望じゃねェし?」

「つか……それだけの用ならこんな手荒な真似すんなよ!普通に言えばいいだろ!」

「普通に話したらお前、拒否するだろ?」

そう言われてしまえば、グッと押し黙るしかなかった。
だって、間違いじゃないから……。

「ハイ、じゃあオヤスミ」

「っつって、今から寝んのか?!」

「だって俺眠ィし。お前、帰って来て風呂入ってたから構わねェだろ?」

「そりゃまー、いいけど……って、誉は?!」

「俺はお前が風呂出た後に入った」

ベッドサイドにあるリモコンを操作して部屋の電源を落としてしまうと、あっという間に室内は間接照明特有のオレンジ色に包まれた。


そして誉は無言で俺の上から退いた。シングルベッドに男二人は流石に狭く、俺は壁に背を向け横向きになった。
すると誉も横向になったのはいいが……。

「こっち見んなよ!」

正面からモロに向き合う態勢。キスする訳でもないのに、超至近距離に誉の整った顔。部屋が薄暗いのが、唯一の救いだ。

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あきゅろす。
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