【銀魂3Z】頂点!!! 第3戦
心
貴「森なげーよ…」
沖「もう日がくれますぜ?」
新「今日は野宿ですかね?」
土「いや、無理矢理にでも町までいった方がいいだろーな」
貴「気温の下がり方がひどいな…」
高「凍死したくなければさっさとここを抜けるべきだな」
貴「とは言っても、どこまで続くんだ?この森は」
沖「長いですねィ」
新「……あ」
高「どうした?」
新「なななななんか、見え…っ!」
貴「なんて?」
新「あの木のお、奥に…人っが!」
土「なななにいいってんだああよっ!んん、んなもん、いる、わわけないだろーが!」
貴「いや、人くらいいるだろ」
沖「本当でさァ、ありゃあ子供ですねィ」
貴「子供がこんなところで何してんだ?」
高「さぁな」
貴「迷子か?」
新「こっち来ますよ!?」
貴「……傷だらけじゃねぇか!?」
新「!?…本当ですね!((タッタッタッ…」
タッタッタッ!
?「た、すけ、て…((バタッ」
貴「!?おい!!」
高「ひでぇ傷だな…」
貴「新八、手当しろ!」
新「はい!」
・
・
・
・
?「うぅ…ん?((スクッ」
貴「気がついたか」
?「なっ!だ、誰だ!おろせ!!」
土「イテッ!いてーっつーの!!」
?「((ズキッ…うっ!」
貴「暴れると傷開いて死ぬぞ」
?「誰だ、あんたら…」
貴「旅人だ」
沖「アンタこそ、なんでそんな傷だらけなんでィ?」
?「…やられた……」
高「誰にだ?」
?「王国軍に…」
新「な、なんで!?」
貴「逃げ出したりでもしたんじゃねぇの?」
?「…王様が、おかしくなっちゃったんだ…」
高「それでその王様に嫌気がさしたと?」
?「違う!!王様は本当はとっても優しいんだ!!でも、急に国民も家来もみんな信じないって言い始めて…元の王様に戻そうとした人はみんな処刑される…」
土「ひでぇ王様だな」
?「王様は悪くない!悪いのは王様をあんなふうにした悪い心だ!!」
貴「悪い心?」
?「国で有名な占い師が王様の心には闇が住み着いてるって言ってた…」
貴「そんで、なんでお前はボロボロだったんだ?」
?「僕は、王様を助けてくれる人を探しに行こうとして国から脱走したんだ…前の王様なら笑顔で見送ってくれたのに…」
貴「詳しく聞かせろ」
?「うん」
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