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導かれた快楽
シカ×ナル





待って、と言われると煽られて
いるようにしか思え無いのは世
の中みな同じだろうか。



拒否の誘惑に踊る
 
 

ひとつの空間にふたつの物体。
重なり合う身体から聞こえる蜜
なイヤラシイ音。

器用に右手で扱き、左手で蕾に
侵入させ音を響かせる。


「…シ、カ!怖い…ッや、だ…
って、ッ!」


こわい、いやだ、やめて。こう
言われれば言われる程本能は疼
き欲が湧き出る。

色々な意味で”男心をくすぐる
言葉”と言えるのでは無いだろ
うか。


「…ふっ。い や だ?こんなに
溢れ出て、こんなに侵入させや
すくなってるのにか?ナルトは
ヤラしいなぁ。」


右手で扱くモノを舌先で舐めと
り不適に笑う。

ピクリと動く身体と不安感が滲
み出るアオイ瞳。否定も出来ず
抵抗も出来ず、されるがまま、
感じるがまま…。


ナルトは恐怖心しか無かった。
…否、無かった筈だった。

シカマルに良い様にされていく
度、自分もそれを求めているこ
とに気付いた。

こわい、いやだ、やめて。言葉
にするだけで思っていない感情


もっと、やめないで、そこが良
い。言葉にはしないが本当に思
い始めた感情。



「……ナルト。」


シカマルは名前を呼び扱き侵入
させていた手を除け、自らのモ
ノを蕾に宛てがい一気に挿入し
た。

同時に息が漏れる。窮屈なソコ
はふたりを快感へと導く極楽場。

出たり入ったりを繰り返し、空
間に更なる音を響かせる。

グチュ、グチュと止まない音。

はぁ、はぁと止まない吐息。


窮屈なソコは限界を迎えそうに
なるとより締まった。その締ま
りと共に白濁した液をナルトの
中へ放出させるシカマル。と同
時にナルトもふたりの乗る布の
上へと放出させた。





「なぁ、ナルト。いやだ、いや
だ、と言えば言う程…俺はお前
をもっと…犯す。いやだと言わ
れるほど燃えるものはねぇ。」


厭味なほど妖艶な笑みを浮かべ
力尽きるナルトを見下ろす。
そんなナルトはチラリとシカマ
ルを見るなりこう言った。





「……もっとオカシテ。」





拒否で覚えた欲。
煽ると増える欲。

それがナルトを虜にさせたのだ
った…。





〜終〜
 
 


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