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フォロー上手には空気を読めることが必要条件
(客観的視点)



さてスナックお登勢を出て道を歩く小さな集団
メンバーは万事屋と真選組という珍しい組み合わせ
この組み合わせが関わる時は大抵大変な事件が起こるもの
そして今回ももちろん事件が起こり一緒にいる






「ところでなんで総悟はここにいるんだ?」

「チャイナのことを旦那から電話で聞いて。屯所に雑よ…山崎がいなくて俺が電話にでやした」

「沖田さん、山崎さんのこと雑用って呼んでるんですか?」

「まぁまぁ。ジミー以外の名前も貰えて幸せじゃん」
「僕だったら絶対いりません」

「あら新ちゃんにもピッタリじゃない」
「嫌です」


「銀さん!私にもさっちゃん以外の名前を…」

とにかく無視して歩く銀時


「…放置プレイね…。上等よ!かかってきなさいィィィィ!!」

…そして全員完璧に無視する


「いいわ…いい!!私をもっと苛め「「うっさいわ!!」」」

銀時と妙のダブルキックがさっちゃんの腹(銀時)と顔(妙)にクリーンヒット
あまりにも強烈な攻撃であるにも関わらず更に楽しむメス豚












「神楽ちゃんここはどう?」



来たのは屯所
やはり関わりが多いものからあたるのが最良であろう


「…なんか…むさ苦しいですね」
「一発目がそれですかィ」
「すみません…」



どうも神楽からの対応に困ってしまう


「とりあえずお邪魔するぜ」

まるで自分の家かのようにズカズカと入る銀時。後に続いて新八達も歩を進める

「総悟!テメェ仕事サボりやがって!!」
「お前に言われたくないねィ」
「言われて当然だろうが!!」


「まぁまぁトシ。総悟はだな、訳あって万事屋に行ったんだ。許してやってくれ」

「万事屋に用事だぁ?ふざけんな!こんな奴等に構ってる暇は…」

銀時達に目を向けると異変に気付く

いつも通り死んだ魚のような目をしてダラリと立っている銀時
眼鏡をかけてる新八
そして一番騒がしいはずの神楽が異様に静かだ
静かよりも何よりも屯所をビクビクしながら見回していた


まるで初めてやってきたと言わんばかりに




「…チッ。とりあえずあがれや」
「わかってくれたかトシ!」

「悪いね大串君」
すれ違う間際に銀時が言った

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